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2005年08月11日

【流通】キリンビバレッジ、台湾で紅茶飲料の生産・販売を開始

――グローバルブランド育成へ――

キリンビバレッジは、海外飲料事業の更なる発展を目指し、台湾総合食品メーカーとの業務提携により「KIRIN 午後の紅茶」を台湾で8月上旬より順次販売を開始した。
台湾の紅茶飲料市場は、成長を続けている茶飲料最大のカテゴリーで、今後も拡大が期待されている。また、台湾市場では、日本に対する高い受容性が存在することから、日本で紅茶飲料ナンバーワンブランドの「午後の紅茶」もシェア拡大が見込めるものとして販売する。
今回発売する「午後の紅茶」は、「ストレートティー」「レモンティー」「ミルクティー」の3品。この3品は、味、容量、パッケージとも台湾市場向けに設計した商品。
また、早期に消費者への認知を高めるため、広告も展開。日本同様、松浦亜弥を起用したTVCMを放映し、購買喚起を図る。
今後は、積極的なマーケティング活動により、台湾市場における販売機会の創出を狙っていく。
台湾における戦略において、味やパッケージなどを台湾向けにアレンジしている点には同社ならではのマーケティング、製造におけるノウハウを活かしていることが伺える。また台湾も影響力が期待される日本の人気タレントを起用することで、大きな宣伝効果が見込める。自動車や家電製品のグローバル化に続き、食品、飲料においても、グローバルブランドへの成長プロセスとして注目が集まる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:29| 流通