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2005年08月26日

【流通】富士通九州 食品・雑貨卸売業向け販売管理システムを発売

――小規模店舗でのIT化による流通効率化――

富士通九州システムエンジニアリングは、食品卸売業や日用雑貨卸売業向けの販売管理パッケージ「FMMAX‐ePLUS食品・雑貨卸ライブラリ」の価格を3分の1以下に抑えたライト版を発売した。この新パッケージは、接続クライアント数を10台までと限定したものの、新たな機能として、入力画面の自由設定、商品マスタの外部データ取り込み、実績データのCSV出力機能などを追加し、更なる機能強化を図っている。
新パッケージのベースとなったFMMAX‐ePLUSは、従来の販売管理パッケージが自社の業務形態に合わない、食品卸売業に必要な機能がない、といった課題を解決するため、食品卸売業や日用雑貨卸売業に特化した機能を盛り込んだ製品。
主な機能としては EOS受注連携,自動FAX連携,部門管理,ロット管理,期限管理,在庫管理,移動平均法,単価設定,特売設定,トレーサビリティ,予算実績管理,リベート管理,会計連携機能など。また、今回新たに加わった機能として、入力画面(受注,売上など)の項目自由設定や商品マスタの外部データ取り込み、売上、仕入実績のCSV出力などが加わった。価格は1,200,000円(サーバ用)。
接続クライアント数を限定しながらも、新たな機能が加わるなど、中小規模の店舗オペレーションにおいて、これまで大規模チェーンで行われていた管理手法がより浸透してくることも考えられる。中小規模店舗による流通にも、バックオフィスとしての管理手法の向上により、小規模店舗での特徴を活かしながら、効率を求めた商品流通が確立されてきそうだ。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:13| 流通