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2006年07月26日

【知識】インデックスHD、海外事業戦略の基本方針発表

インデックス・ホールディングス(以下インデックスHD)は、将来的に高い市場性を見込める海外事業の基本方針を構築し、収益最適化に向けた事業展開を積極的に推進していく。基本戦略として「Firm to Grow」というキーワードを掲げ、今後の成長に向けた強固なマネジメント基盤の整備(Firm)から、収益増大による飛躍的な成長(Grow)を目指す。
これまでにインデックスHDは、海外地域のモバイルコンテンツ市場黎明期(1990年代後半から2000年初頭)に、アジア地域を中心に独自の事業展開方法で早期の海外進出を果たした。それ以降も、M&Aによる積極的な海外進出を果たし、世界市場の中で重要なエリアである欧州、米国、中国の有力なモバイルコンテンツプロバイダをグループに収め、事業展開を円滑に推進できる拠点を設けた。さらに欧州、中国では中間持株会社を設けて、機動的な戦略的アライアンスとグループ連携の促進を行える体制を整えている。
今後80兆円規模の市場が見込まれている世界のモバイル市場においてグローバルNo.1のモバイル・メディア企業の実現を目標とし、5つの基本戦略を掲げている。

1. グローバル・ディストリビューションPF(配信網)の実現
2. オリジナルブランドの確立と自社IPの拡充
3. グローバルカスケードシナジーの実現
4. 業界再編・ターンアラウンドの実現
5. 日本発のグローバル企業を実現

この基本戦略を進める具体的内容としてFirm面でマネジメントチームの刷新、不採算子会社売却、外部資本の導入、コスト削減など。Grow面では、他社との経営統合の推進、新規事業プロジェクトの立ち上げなどを欧州・北米・中国の3地域それぞれに掲げ、収益最適化に向けた事業展開を積極的に推進していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:00| 知識