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2006年09月05日

【流通】ローソン、主要電子決済すべてに対応するマルチ端末を設置

――iD、Edy、Suicaなど多種類の電子決済に対応――

ローソンは、iD、Edy、Suicaなどさまざまな種類の電子決済を一台で対応できるマルチ端末を全店舗に設置する。11月下旬から設置をスタートし、12月初旬にエヌ・ティ・ティ・ドコモのケータイクレジット「iD(TM)」から対応を始める。2007年3月末までに全店への設置を完了し、Edy、Suicaなど各種電子決済への対応を3月のサービス開始を目標に準備を進めていく。
電子決済の利用者は、おサイフケータイの普及とともに急速に拡大している。特に、コンビニエンスストアは小額決済の顧客が多く、電子決済利用のニーズが高いといわれてきた。ローソンのメリットとしては、レジオペレーションが簡素化され、顧客へのホスピタリティの向上、さらに店舗内の現金が少なくなることから防犯の点にも寄与することがあげられる。マルチ端末は、日本電気が開発した機器を採用。これまで電子マネー等のFeliCaのアプリケーションを店舗に導入する際には、サービス事業者ごとに異なる専用の端末をそれぞれ設置する必要があったが、このマルチ端末により、複数の端末設置の問題を解決することが可能になった。
小額の電子決済が進むと日々の生活からは「現金」というものがなくなり、ケータイがますます多機能化していくのだろう。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:23| 流通