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2006年09月13日

【流通】バンダイナムコグループ、米国Amazon.comにコンテンツを提供

――日本での映像配信ノウハウを提供――

バンダイナムコグループの、映像のオンデマンド配信を行うバンダイチャンネルと、パッケージソフトの企画・制作を行うBANDAI ENTERTAINMENT INC.は、米国Amazon.com Inc.が9月7日(現地時間)より北米地域で開始した高画質映像デジタル配信サービス「Amazon Unbox」にアニメーションコンテンツの提供を行う。
「Amazon Unbox」内には米国テレビ局や映画スタジオなどがブランド別に専用ページを設けコンテンツの販売を行うが、同様にバンダイナムコグループはサービス開始時に日本企業として唯一専用サイト「BANDAI CHANNEL」を設け、人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダムSEED」「星方武侠アウトロースター」「無限のリヴァイアス」「天空のエスカフローネ」の提供を開始した。その後、「交響詩篇エウレカセブン」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」などバンダイナムコグループの作品や他社からライセンスを受けた日本のアニメーション作品を順次提供し、映像配信することにより作品の認知度向上とビジネス拡大の可能性を検証していく。
今回の取り組みでは、バンダイチャンネルのコンテンツの変換・著作権保護などのオンデマンド配信ノウハウ、BANDAI ENTERTAINMENT INC.の北米における映像ビジネス経験を活かし、グループ内外が保有する優良なコンテンツを提供する。日本国内ではTVアニメーションの「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を、TV放送と並行してバンダイチャンネルがオンデマンド配信を実施。コンテンツの出口が増えることにより作品の認知度・人気が高まり、パッケージ販売やキャラクター商品販売など相乗効果が出た。バンダイナムコグループでは北米市場において、玩具、パッケージソフト、ゲームソフトなどの販売も行っており、映像配信とマーケティング面での連携をはかることでコンテンツの認知を訴求し相乗効果をはかっていく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 12:16| 流通