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2005年04月20日

【物流】物流政策懇談会の報告書まとまる

今月8日国土交通省経済産業省は次期物流政策懇談会の報告書をまとめ発表した。
施策には、

1. 国際物流・国内物流の一体的展開
2. 効率的で環境負荷の小さい物流
3. 国民生活を支える物流
の三本柱を掲げており、物流大綱改定の意義や物流を取り巻く課題を踏まえ、今後推進すべき施策の方向性を示した。
大綱の役割を「広範な施策展開のよりどころ」「国民への情報発信と啓発」として、今年を目標年次とする現大綱の見直しを求めた。「物流の果たす役割は大き い」との前提に立ち、各交通モードが連携した円滑かつ効率的な物流システムを構築し、「効率化と社会的要請の両立」により、「消費者利益の増大につなげて いく」という考え。
原案では施策の冒頭を「国際物流」としていたが、とりまとめで「国内物流を入れるべき」との意見が出され「国際物流・国内物流の一体的展開」と修正してい る。環境問題、セキュリティー確保、少子高齢化などのほか、インフラ整備や制度、商慣行のボトルネック、標準化・情報化、人材育成といった内外の問題点を 指摘し、これらを踏まえて今後の中長期的な物流政策の指針を示している。

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投稿者:gotsuat 14:26| 行政関連