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2005年12月16日

【物流】3PLに関する調査結果―全ト協調査―

中小トラック 事業者の3PL事業取り組み実態調査研究委員会が初めて3PLに関する調査を実施した。調査対象は保有車両51両以上300両未満の全3,354社と各県 ト協青年部から推薦のあった50両以下の1,654社の合計5,008社。その内、1,474社の回答を集計、分析したもので、3PL事業を「よく理解し ている(13.6%)」「だいたい理解している(50.4%)」を合わせると6割が理解している。

(注)

【第1ステップ】 流通加工など輸送以外の物流サービスを行っている
【第2ステップ】 荷主に物流コスト削減や物流サービス高度化のための方策を提案し、物流センターの管理・運営などを受託・実施している
【第3ステップ】 第2ステップに加え、調達や受発注代行など荷主の物流活動を包括的に受託し、物流拠点の配置など荷主の物流改革のためのコンサルティングを行っている

(1)取り組み内容(注)
  第1ステップを行っている    
26.7%
  第2ステップを行っている    
16.1%
  第3ステップを行っている     
4.1%
(2)物流施設の使用
  第1ステップ             
87.0%
  第2・3ステップ     
96〜97.0%
(3)物流施設の保有形態(複数回答)
  自主保有               
73.9%
  賃貸
54.7%
  荷主保有
37.2%
(4)荷主に提案を行った経緯・理由(複数回答)
  荷主の物流にムダや問題を感じて
58.0%
  相談や業務委託の打診を受けて
48.0%


3PL事業のメリットとして、「既存荷主との関係が密になった」「業務内容の幅が広がった」が上位を占めたが、「収受している運賃のレベルが低い」「管理能力を持つ人材の確保が難しい」といった問題点も挙がっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:11| その他