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2005年12月28日

【物流】広がる物流のすそ野―日通総研調査―

日通総合研究所が四半期ごとに実施している企業物流短期動向調査の対象である
2,500社から回答を得た荷主アンケートから、物流業務をアウトソーシングしようとする荷主企業が多く、また、物流のすそ野が広がりつつある傾向であることが分かった。
荷主企業における物流の位置付けでは、荷主の9割が「重要な経営課題」としており、「さほど重要ではない」という回答は1割に過ぎなかった。
物流業務のアウトソーシング(業務委託)では、8割近くの荷主企業が物流の計画業務について物流システムの構築をすでに実施。今後三年先の意向は、多くの 荷主企業が情報システムの構築や物流コスト管理もアウトソーシングしようと考えている。
利用する物流事業者数では「変えない」が最も多く、「減らす」と回答した荷主企業では、「特定の事業者に一括して委託したほうが効率的」、「管理がしやすい」といった理由が多かった。

物流事業者を選択する際に重視する要素(複数回答)
運賃・料金が低廉である
83%
物流サービスの品質に優れている
83%
商品や業界の慣習などに関する知識を有している
23%
緊急時における対応に優れている
58%
提案力やコンサルティング能力に優れている
9%
情報システムが整備されている
11%
3PLを任せられる
 4%
環境に配慮している
 9%
ブランド力がある
 1%
経営状態が健全である・業界内の評判がよい
20%
その他
 1%

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:47| その他