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2006年10月02日

【環境】真空パック梱包で再資源化

いすゞ自動車と日本梱包運輸倉庫が出資する梱包会社アイパックが、物流コストと廃棄物の低減を実現する取り組みとして、真空パック方式で自動車部品を梱包する容器を資材メーカーと共同で開発した。

梱包費削減のため開発された梱包容器は、専用パレットの上に部品を並べ、気密バッグをかぶせて内部の空気を抜くと、バッグが収縮して部品がパレットに密着、強力に固定する仕組みとなっている。固定材も防錆フィルムも不要でバッグには防水性があるため外装も必要ない。
コスト面では資材費18%、梱包作業費10%、運送費9%の削減を実現。オールスチール製のため分別廃棄が不要となり、使用後はスクラップとして再資源化も可能となる。木材を使用しておらず森林保護にもつながるため、環境負荷と物流コスト低減に対して高まる社会の関心はアイパックの梱包技術に注目している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 14:09| 企業の取り組み 【機関別】