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2007年02月22日

【環境】電気推進内航船の一番船竣工

鉄道・運輸機構と新島物産の共有船として建造されてきた「スーパーエコシップ・フェーズ1(SES1)」の貨物船第1船「新衛丸」が竣工し、京浜〜伊豆諸島航路に就航した。

同船は、国土交通省などが環境にやさしく経済的な電気推進内航船として建造を促進してきた。二重反転プロペラが初めて内航船で採用されるほか、省エネ船として排気ガスが軽減されていることから、ディーゼル推進船に比べCO2排出量は10%以上、NOx排出量は約40%減少し、さらに10%以上の燃費改善に達成するなど環境負荷の大幅な低減が海上試運転で確認されている。また、安定運航性能の向上により一部システム不具合が発生しても航行可能となるほか、旋回性能の向上や操船性能の向上により離着岸が容易になったり、振動・騒音が低減したりと船内環境の改善についても確認されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:11| 環境配慮型輸送用機器導入【取り組み内容別】