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2007年02月22日

【知識】大手青果卸が株持ち合い・商社の参入に対抗

全国各地の中央卸売市場内で営業する大手青果卸が株式持ち合いで合意した。最大手の東京青果を軸に、大阪や名古屋、札幌などの合計8社が参加する。
卸売市場の規制緩和で商社などによる販路確保を狙った卸参入が予想されるため、既存業者の結束を強める。商品の相互供給などの業務提携に発展する可能性もある。
株を順次持ち合うのは、非上場だが各地の中央卸売市場で売上高が多い青果卸。東京青果は2006年3月期の連結売上高が2077億円。首都圏はこのほか東京千住青果、東京多摩青果、横浜丸中青果の3社。主要都市は大果大阪青果、福岡大同青果、名果、丸果札幌青果の4社。規制緩和は新旧の交代劇を演出する。今回の選択が相互供給の関係につながるのを期待したい。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:31| 知識