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2021年12月01日

【アジア】川崎汽船 グループ会社がバンコク近郊に冷凍冷蔵倉庫・一般ドライ倉庫新設


川崎汽船はタイのグループ会社2社は、バンコク近郊のバンナー地区に各々倉庫を新設する。2社はこれまでテパラック地区、バンナー地区の2カ所で2棟の冷凍冷蔵倉庫を、バンナー地区、アマタシティーチョンブリ地区、バンプラ地区の3カ所で10棟の一般ドライ倉庫を運営してきた。

今回拡大を続けるタイの物流需要、多様化するニーズを受け、新倉庫を建設する。両社は30年以上にわたるタイでの事業実績を基に、新倉庫でも高品質な物流サービスを提供する。またスワナブーム国際空港やタイの主要港であるレムチャバン港といった物流拠点やバンコク市街地に近い新倉庫の立地条件を最大限に活かし、大都市であるバンコクエリアにおける保管・運送のロジスティクス基地としての機能強化を図る。

新倉庫は世界屈指の省エネルギー型冷凍・冷蔵倉庫を目指し、運転電力量の最小化に加えて、ソーラー発電により必要電力量の50%を補完する。また食品・医薬品保管のスタンダードであるHACCP(※1)、GMP(※2)、GDP(※3)に適合したものとなる。


※1 HACCP(Hazard Analysis and Critical Control Point)
食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法

※2 GMP(Good Manufacturing Practice)
医薬品の製造所における製造管理と品質管理に関する基準

※3 GDP(Good Distribution Practice)
輸送・保管過程における医薬品の品質を確保することを目的とした基準(適正な物流に関する基準)

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア