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2021年11月24日

【物 流】京王電鉄 沿線利便向上のため営業列車での商品集荷実験を実施


京王電鉄は営業列車を活用した実証実験を行う。今回、三菱商事が展開するレンタル商品やEC商品の返却・返品を非対面で行うことができるサービス「SMARI」を導入する。

「SMARI」は提携する企業のレンタル商品やEC商品をフリマボックスに投函することで伝票記入などの手続きをすることなく返却・返品をスムーズに行うことができるサービスで、初台駅・幡ヶ谷駅・桜上水駅・八幡山駅・永福町駅に設置する。

京王電鉄は2021年7月以降に鉄道を活用した商品配送の実証実験を行っており、第1弾では飛騨高山の農産物を京王線八幡山駅から新宿駅まで上り列車に積載して配送し、鉄道配送における日中時間帯の配送ルートの確保や安全性の検証を行っている。

今回実施する第2弾では、スマリボックスを用いて商品を集荷後、新宿駅から八幡山駅への下り列車を用いて配送する。配送にあたり飛騨高山の農産物を担当する配送員が引き続き積載・配送を行う。これにより双方向配送の効率性を高めるとともに、有効な配送手法の確立につなげていく。同社は今後も配送商品の拡大を含めて、沿線の利用者に向けた新たなサービスを検討している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 荷主企業