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2021年11月22日

【流 通】凸版印刷 自社工場に環境データを自動収集するシステム構築


凸版印刷は自社工場に排水の水位や水素イオン濃度などを始めとする環境データを自動収集するシステムを構築した。これは凸版印刷が普及を推進する次世代LPWA(低消費電力広域ネットワーク)規格ZETA(ゼタ)の活用により実現した。

このシステムは工場内をくまなくカバーするZETAネットワークと、それに接続する各種センサー機器、測定したデータを格納するクラウド型システムプラットフォーム「ZETADRIVE(R)」と、データ監視システムから構成されている。

また、既に工場内で稼働している多数の測定器からの出力情報を、デジタルデータ化しZETA通信のフォーマットで送信するために、データ転送機器「ZETABOX(TM)」を新たに開発した。

システム導入により、凸版印刷の工場では環境保全業務の負荷の約20%程度軽減を見込んでいる。これにより能動的な環境保全活動への人的リソースの割り当てが可能となり、工場全体のリスクマネジメント強化を図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通