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2021年11月16日

【知 識】ケルヒャー ジャパンと沖縄県金武町役場 温水除草実証実験を開始


ケルヒャー ジャパンと沖縄県金武町役場は金武町・親水広場で、ルヒャーエンジン式温水高圧洗浄機『HDS 1000 Be』を使用し特定外来種に指定されている「ツルヒヨドリ」防除の新手法の検討と、多くの町民が利用する公園等における利活用化を目的とする実証実験を開始した。

実証実験では金武町役場との協働で美ら島(沖縄県)を脅かす特定外来種ツルヒヨドリの防除に資する新たな手法を検討するため、人にも環境にも優しい新防除手法の確立を目指す。今回の実証実験では環境省および沖縄の公立大学 名桜大学から助言を頂き、ツルヒヨドリに対する除草効果を検証する。

ツルヒヨドリは南北アメリカの熱帯地域を原産地とするつる性の植物で、英語では「Mile−a−minute weed」(1分で1マイル広がる雑草)の異名を持ち、つるがからみつきながら猛烈な勢いで広がる。世界の侵略的外来種ワースト100にあげられており、在来生態系だけでなく農作物等への被害も報告されていることから、発見したらすぐ防除することが必要とされている。現在、金武町では花をつける前の11月までに防除を行っている。根茎を残すと容易に再生してしまうため、年に数回、可能な限り丁寧な抜き取り作業を行う必要がある。作業においては植物そのものはもちろん、ツルヒヨドリの根や種子を他の場所に移さないように最善の注意を払いながら行われる。

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投稿者:gotsuat 09:35| 知識