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2021年11月02日

【知 識】日本M&Aセンターと東京海上日動火災保険 M&A推進に向けて業務提携


日本M&Aセンターと東京海上日動火災保険は中堅・中小企業のさらなるM&A推進に向けて、業務提携契約を締結した。

日本企業の後継者不在率は65.1%(帝国データバンク参照)と高く、2025年までに社長の年齢が70歳を超える中小企業のうち約半数の127万社が後継者不在による廃業リスクを抱えており、社会課題となっている。こうした廃業リスクに加えて、少子高齢化による人手不足や生産性の低迷、市場縮小などの課題を解決する手段の一つとしてM&Aへの関心も高まっている。また昨今のコロナ禍の影響により、事業承継のタイミングの前倒しや事業承継の方針転換(親族承継・社員承継から第三者承継へ)も増加している。

こうした中、日本M&Aセンターと東京海上日動火災保険は多くの経営者が安心してM&Aを活用できる社会を構築するため業務提携した。業務提携を通じて中堅・中小企業のM&Aに安心・安全を提供し、事業承継や積極的な事業展開を支援することで社会課題の解決につなげていく。

提携により、日本M&Aセンターが仲介する全てのM&A案件(ディール)のうち、条件を充足した案件に対して東京海上日動火災保険のM&A仲介付帯保険(表明保証保険)の補償を提供する。日本M&Aセンターが契約主体となり保険料を負担するため、譲渡企業(売主)も譲受企業(買主)も保険料負担なく利用できる。

また両社が有するネットワークを活用し、事業承継の課題解決や成長戦略の実現のためのM&Aセミナーを共同で開催する。日本M&Aセンターが有するM&Aに関する知見やノウハウと、東京海上日動火災保険がこれまで地域社会を支援してきたリスクマネジメントのノウハウを企業向けに提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識