<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2021年10月29日

【物 流】東京ロボティクス 小中規模の物流施設向けロボットを開発


人間共存ロボットの実現を目指す東京ロボティクスは、自走式パレタイズロボット「モバイルグリッパ」を開発した。

モバイルグリッパは小中規模の物流施設で短距離配送や仕分け、物品管理を行う。小中規模の物流施設ではスペースや予算の制約上大規模な設備投資ができない事業者が多く、このような施設では重い荷物の運搬や荷物を下ろすといった重労働によって採用コストも高くなりがちである。モバイルグリッパは、このような問題を解消しつつ省人化を実現する。

モバイルグリッパは特徴の一つである力制御技術によって異なるサイズの段ボールであっても潰さずに把持、運搬できる。また左右のグリッパが独立に動くため、ロボットが荷物の中心からズレて正対した場合であっても、安定して把持することが可能である。そのほか、ロボットの可動部に採用された関節機構により、低温度環境であっても効率を落とさずに安定した稼働が期待できるようになっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連