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2021年10月13日

【アジア】沖電気工業 中国でプリンター生産を終了、タイ工場に集約


沖電気工業は中国でのプリンターと複合機生産を終了する。生産拠点である沖電気実業でのプリンターと複合機の生産を2021年10月に終了し、タイに移管する。「中期経営計画 2022」に掲げた施策の一環として、「勝てる商品」に絞り込んだ物量に対応した生産体制の最適化を実施する。なお、中国でのプリンター販売と保守事業は継続する。

沖電気工業は2001年に沖電気実業を設立、2002年からプリンター生産を開始し、中国はじめ世界にプリンターを販売してきた。しかし今後のグローバルなペーパーレス化の進展も踏まえ、商品ラインアップを絞り込む。LEDの強みを活かしたインダストリー系商品で医療・流通などの特定市場を狙うことと、IoT端末などさまざまな機器にプリンターのエンジン(印刷機構)をユニットとして組み込むことにターゲットをシフトする。

これに対応した生産体制の最適化を行い、沖電気実業で実施してきたグローバル市場向け機器の生産は沖電気工業 Data Manufacturing(Thailand)に移管する。また保守部品生産の一部は、沖電気工業福島工場(社名:沖電気工業データMES)に移管する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア