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2021年10月11日

【流 通】PwC Japan サステナビリティ会計資格保有者を拡大する計画を策定


PwC Japanグループ(以下「PwC Japan」)はバリューレポーティング財団(※1)が実施するサステナビリティ会計の資格「Fundamentals of Sustainability Accounting (FSA)Credential」(※2)の保有者を、今後3年間にわたりグループ全体で200名以上に拡大する計画を策定した。サステナビリティ会計の知見を有する人材を拡大し、戦略策定から新規ビジネス創出、オペレーション、事業変革、リスク対応、開示・エンゲージメントまで、サステナビリティに関連する幅広い経営アジェンダへの対応力強化を図る。

近年、サステナビリティへの対応は、企業にとって喫緊の経営課題となっている。企業の多様なサステナビリティ課題に対応する人材を強化するため、PwC Japanはサステナビリティ会計の資格FSA Credentialの保有者を拡大する計画を策定した。FSA Credentialは、サステナビリティ会計の原則および実践に関する専門知識を評価するもので、PwC Japanでは資格取得を通じて、サステナビリティ要因が企業価値と投資パフォーマンスに及ぼす影響の理解・分析、そしてSASB(米国サステナビリティ会計基準審議会)基準の利用といった、サステナビリティ会計の知見を有する人材の育成を強化する。


※1 バリューレポーティング財団
バリューレポーティング財団は企業と投資家が企業価値−それがどのように創造、維持され、時間とともに失われるか−について共通の理解を深めるのに役立つよう設計された包括的なリソースを提供するため、2021年6月に国際統合報告評議会(IIRC)と米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)が合併することにより設立された。「統合思考原則」「統合報告フレームワーク」「SASB基準」の3つの重要なリソースにより、企業および投資家の意思決定をサポートしている

※2:FSA CredentialFSA Credential
サステナビリティ会計の原則および実践に関する専門知識を評価する最高レベルの資格。世界中の67か国以上が参加し、既に850名以上がFSA Credentialを保有している(2021年9月15日時点)。以下の内容を対象としている。
・サステナビリティ要因が企業価値と投資パフォーマンスにどのような影響を及ぼすかを理解する
・財務上重要なサステナビリティ情報を、資本市場全体の専門家に効果的に伝達するための共通言語を習得する
・業界固有の財務上重要なサステナビリティ情報が、企業戦略や投資家からの要求においてどのように役立つかを理解する
・サステナビリティ要因に関する企業業績の評価に必要なスキルを習得する

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通