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2021年10月05日

【知 識】SMBC日興証券と富士通 書面手続きを電子化するシステムを開発


SMBC日興証券と富士通はSMBC日興証券の個人客が行う書面手続きを営業担当者のiPadで完結させるシステムを開発し、運用を開始した。取引に関する確認書類などが電子化され、申込み書類などの記入や押印、郵送が不要になるため、手続きにかかる期間短縮と負担軽減が実現する。

従来、SMBC日興証券では、個人客が行う手続きで、客が記入・押印された書類を本社にて手続き処理する業務を行っていた。そのため、記入漏れなどによる不備への対応が発生した場合、郵送でのやりとりなどにより手続きの完了までに時間がかかっていた。2020年8月からは、営業担当者のiPad上で口座開設や届出事項の変更手続きできるようになったが、それ以外の取引などの手続きに関しては、これまで通り書類での手続きが必要だった。

今回、開発されたシステムにより、SMBC日興証券の個人客の手続きに必要な書類の電子化を進め、手続きにかかる期間短縮と負担軽減を行い、さらなる利便性向上に努めるとともに、手続きの電子化を行うことでペーパーレスの一層の推進を図る。

今後、SMBC日興証券は個人客の手続き書類電子化をより一層推進していく予定にしており、今回開発したシステムを非対面での手続きへも展開し、オンラインで完結することで、手続きにおける負担軽減と完全ペーパーレス化を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識