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2021年09月24日

【物 流】JR貨物 2021年8月輸送動向


JR貨物は2021年8月分の輸送動向について発表した。同月はコンテナ全体で1,141千トン(前年実績1,372千トン)、前年比83.1%となった。

扱別で見ると、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷に加えて、大雨に伴う山陽線等の影響を大きく受け、紙・パルプを除く全ての品目で前年を下回った。
そのような状況下により、九州、広島地区発着の食料工業品を中心に減送となり、178トン(前年実績222トン)、前年比80.5%、九州・中国地区に生産拠点を持つ自動車部品は32トン(前年実績54トン)前年比60.1%と世界的な半導体不足も影響し前年を下回る結果となった。

農産品・青果品に関しても、91トン(前年実績124トン)前年比73.6%と北海道地区の干ばつに伴う野菜類の作柄不足の為、低調に推移している。
エコ関連物資は31トン(前年実績55トン)前年比56.6%と建設発生土の輸送が7月半ばに終了した為、前年を下回った。

車扱は592千トン(前年実績622千トン)、前年比95%となり、全ての品目で
前年を下回る結果となった。

コンテナ・車扱の合計では、1,732千トン(前年実績1,995千トン)、前年比86,8%となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者