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2021年09月22日

【アジア】第一生命保険 アジア開発銀行発行のブルーボンドに投資


第一生命保険はアジア開発銀行(以下 ADB)が発行する初めてのブルーボンドに約165億円投資した。ブルーボンドは資金使途を海洋環境の改善に関連するプロジェクトに限定して発行される。

第一生命保険は約38兆円の資金を幅広い資産で運用する「ユニバーサル・オーナー」として、「QOL向上」、「地方創生・地域活性化」、「気候変動」を重点テーマとしてESG投資を推進しており、国際開発金融機関等が発行するSDGs債にも積極的に投資している。

ADBは2019年5月に「海洋保全と持続可能なブルーエコノミーのための行動計画」を公表した。この計画はSDGs14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けて、沿岸と海洋の生態系や主要な河川の保護・浄化、プラスチック、廃水など海洋に流れ込む汚染物質の削減、持続可能な漁業、養殖業、観光、海洋再生可能エネルギー、港湾、海運などのブルー経済の成長の3つのプログラムに焦点を当てている。ADBは協調融資も含め、2019年から2024年の間に海洋環境への投融資・技術支援を50億ドル規模まで拡大することを約束している。今回調達された資金はこのような計画に即した海洋生態系の保全・回復やブルー経済の持続可能な発展を支援するADBの取組みに供給される。

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投稿者:gotsuat 09:30| アジア