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2021年08月30日

【環 境】伊藤園 『ペットボトル資源循環型リサイクル実施に関する事業連携協定』締結


伊藤園は、姫路市、遠東石塚グリーンペット、キンキサインと2021年8月23日に、姫路市内における循環型社会の形成に向けて、『ペットボトル資源循環型リサイクル実施に関する事業連携協定』を締結した。

『ペットボトル資源循環型リサイクル実施に関する事業連携協定』により、4者は連携して「回収・手選別・圧縮梱包」→「再資源化」→「製品製造」→「飲料製品の販売」のサイクルを域内で円滑かつ効果的に推進する。この協定に基づき2022年4月1日より、姫路市民の皆様が分別・排出された使用済みペットボトルを新しいペットボトルへとリサイクルし、それによって生まれた製品が姫路市を中心とした地域で消費され、再びペットボトルにリサイクルされるという資源循環の仕組みを実現する。

日本におけるペットボトルのリサイクル率は85.8%と世界最高水準にあるものの、回収された使用済みペットボトルが国内で再びペットボトルにリサイクルされている割合は12.5%に留まり、多くはシートや繊維等のボトル以外の用途にリサイクルされている。一度ペットボトル以外の製品にリサイクルされてしまうと、再びペットボトルに戻すことは難しい。

ボトルからボトルへのリサイクルは、繰り返しペットボトルにリサイクルすることができるため、新たな化石由来資源の使用量および廃棄物の削減につながり、国内での資源循環が可能となる。またバージンペットボトルと比較して約6割のCO2排出量の削減が期待される。

今回の取り組みは国内におけるペットボトルの域内資源循環のモデルの一つとなる取り組みとして、4者で協働し、廃棄物の減量および資源の有効利用を促進するとともに、環境・社会・経済の持続可能性の向上を目指していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】