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2021年08月30日

【知 識】横浜市大と浜銀総研 データサイエンス分野の人材育成や共同研究で連携


横浜市立大学と浜銀総合研究所はデータサイエンス分野での相互の知見を活用した連携を進めるため、「産学連携に関する基本協定書」を締結した。

首都圏で初となるデータサイエンス学部とデータサイエンス研究科を有し、データの利活用とそれらを通じて新しい価値を生み出す人材の育成や研究に取り組む横浜市立大学と、横浜銀行グループのシンクタンク・コンサルティング会社として独自の調査・研究成果や経営情報を発信する浜銀総合研究所の連携により、人材育成や共同研究などを通じてデータとその解析に基づく社会課題の解決に取り組む。

今後、人材育成に関しては横浜市立大学データサイエンス学部の学生を浜銀総合研究所に派遣し、データサイエンティストが働く実際の企業の現場に配置する。そこで直面している課題に対して、学生がデータに基づいた客観的な認識や課題解決のアイディアを創出するためのPBL(※)実習を行い、データサイエンスを用いた問題解決へのアプローチ方法を身につけていく。さらにデータサイエンスの学びに資する内容を共同で開発し、効果的なPBL実習を実施する。

また浜銀総合研究所に蓄積された様々なデータを、データサイエンス研究科の学生が解析及びフィードバックすることで、データ解析の基礎知識を提供するなど、研究シーズとニーズのマッチングに基づく様々な共同研究等の展開が期待される。


※ PBL(Project−Based Learning)
「問題解決型学習」のことで、実際の問題解決を通じて学ぶ教育手法

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識