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2021年08月18日

【流 通】第一園芸 独自に算出した指標で三井デザインテックの新本社をデザイン


第一園芸は、同社の環境緑化・空間装飾ブランド「OASEEDS(オアシーズ)」が独自に算出した「植栽ボリューム指数」と「緑視率」は、三井デザインテックの新本社『CROSSOVER Lab』に採用された。

近年注目されている空間デザインの手法「バイオフィリックデザイン」は「人は自然と触れ合うことで、健康や幸せを得られる」というアメリカの生物研究者エドワード.O.ウィルソンが1984年に提唱したバイオフィリアの考え方を空間デザインに採り入れたもので、オフィスのデザインにも多くの緑が採り入れられた。

第一園芸はバイオフィリックデザインをさらに推し進め、「オフィスの機能に応じた適切な緑のボリュームがあるのではないか?」という視点に立ち、独自に「植栽ボリューム指数」と「緑視率」を算出し、三井デザインテックの新本社のデザインを行った。

■第一園芸が独自に算出した2つの指標

(1)植栽ボリューム指数
空間に配置される植栽に対し、植栽のサイズごとに係数を割り当て、数値化したもの(植栽係数の合計÷測定範囲床面積)

(2)緑視率
視界に入る緑の量を数値化したもの。実証実験を行い、指先脈波による計測で「心の柔軟性」「ストレス度」「リラックス度」「心拍数」「疲労度」を分析し、リラックスに最適な緑量を6〜8%と算出

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通