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2021年08月18日

【アジア】三井住友銀行など UAEでサステナブルビジネス促進に貢献


三井住友銀行は中東におけるサステナブルビジネスの促進に貢献すべく、「サステナブル・ファイナンスに係るドバイ宣言(※1)」に、日系金融機関として初めて署名した。同宣言はUAE気候変動環境省とUAE中銀主導の下、同国の持続可能な開発に必要なファイナンス推進や金融機関の事業における環境対策等について協調することを目指し、現在30以上の在UAEの金融機関が署名をしている。

UAEは近年、気候変動対応を国家戦略の一部として位置づけ、持続可能なインフラの実現に向けて積極的に取り組んでいる。三井住友フィナンシャルグループ(以下 SMBCグループ)はUAEで三井住友銀行DIFC支店−ドバイ、アブダビ出張所や、アブダビにSMBC日興証券の関係会社である英国SMBC日興キャピタル・マーケット会社のADGM支店を有し、幅広い金融ニーズに対して、クオリティの高い金融ソリューションの提供に向け取り組んでおり、この地域におけるサステナブル・ファイナンスの取組拡大に貢献することが金融機関としての社会的役割だと認識している。

また、2021年6月23日に英国SMBC日興キャピタル・マーケット会社が「アブダビ・サステナブル金融共同宣言(※2)」に、日系金融機関として初めて署名をした。同宣言はUAEのアブダビに設置された国際金融センター「ADGM(Abu Dhabi Global Market)」主導の下、政府と民間の協調により、国連の2030年に向けた持続可能な開発目標(以下 SDGs)の達成を目指している。

SMBCグループは自らのサステナビリティ宣言に基づき、ステークホルダーとの対話を重ね、共に行動することにより、サステナビリティの実現に向けてグローバルに取り組んでいる。また気候変動対策・脱炭素化ビジネスの強化に向け、サステナビリティに関する長期計画「SMBC Group GREEN×GLOBE 2030」を掲げ、今後のグローバルな環境問題への対応、社会課題解決への対応の加速やファイナンスニーズへの対応を強化している。

今回署名に至った各宣言に則り、政府や地場の企業や金融機関を始めとした現地ステークホルダーと協調し、SMBCグループ全体で同地域での持続可能なインフラの発展に貢献する。

※1 サステナブル・ファイナンスに係るドバイ宣言
2016年10月にドバイで行われた「国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)」グローバルラウンドテーブルで、UAE気候変動環境省とUAE中銀の主導の下、在UAEの金融機関が発表

※2 アブダビ・サステナブル金融共同宣言
アブダビ、アラブ首長国連邦において、環境に配慮した持続可能な投資を促進するためにADGMが主導し、政府、規制当局、民間企業がSDGsの目標達成に向け協力することを確認するために2019年1月に発表された宣言

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投稿者:gotsuat 09:30| アジア