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2021年08月17日

【流 通】Cloudflare ゼロエミッション・インターネットのための計画開始


Cloudflareはグローバルネットワークの効率性を活かして、再生可能エネルギーを利用したインターネット運用を行い、従来の二酸化炭素排出量をすべて削減する。また多くの組織がアプリケーションやWebサイト、ネットワークにサステナビリティを組み込めるよう、複数のツールを発表した。

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、二酸化炭素排出ゼロのインターネットを実現するための支援を行う。Cloudflareは世界最大級の相互接続ネットワークを100%再生可能エネルギーで運用するだけでなく、同社設立以来、そのグローバルネットワークが排出してきた二酸化炭素を2025年までにすべて除去する予定にしている。インターネットは年間約10億トンの温室効果ガス排出の原因となっている。これは世界の航空業界全体が年間で排出する二酸化炭素量に匹敵する。現在Cloudflareのネットワークを利用するインターネットプロパティはすでにWeb全体の17%を占めており、そこで排出される二酸化炭素量を削減することで、より環境に優しく、持続可能な世界にシームレスに貢献する。

加えて持続可能なエッジコンピューティングサービスとエネルギー効率に優れた機能をリリースすることで、あらゆる規模の組織が利用できるアプリケーション、Webサイト、ネットワークにサステナビリティを組み込めるようにする。Cloudflareを利用するユーザーは、Cloudflare WorkersのGreen Computeを利用することで、再生可能エネルギーを利用したデータセンターを経由したインテリジェントなトラフィックを使用可能になる。またカーボンインパクトレポートでインターネットの平均値と比較して、個々のフットプリントとクラウドフレアのネットワークによる節約分を理解し、定量化することもできる。さらにCloudflare PagesでWebサイトをデプロイしている組織は、自動的に再生可能エネルギーを使うことになるため、Green Web Foundationによるグリーン認証を受けた認証済みバッジが表示される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通