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2021年08月03日

【アジア】シャープ関連会社 タイで太陽光発電の企業向け売電事業を担う合弁会社設立


シャープソーラーソリューションアジア(以下 SSSA)は、タイにおいて電力販売事業を担う合弁会社(S−Solar Generation Thailand)設立に関する契約を芙蓉総合リースと締結した。シャープと関連会社が民間企業向けに売電事業を展開するのは初めてで、合弁会社とPPA方式(※)により電力売買契約を結んだ企業は、初期投資ゼロで太陽光発電システムを導入でき、発電した電気を割安な料金で使用することができる。

近年、タイでは脱炭素社会に向けた動きが加速し、太陽光発電システムの需要が高まっている。合弁会社が提供するサービスにより、太陽光発電システム導入時の費用面のハードルが下がり、再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献する。

合弁会社は契約先企業の屋根などに太陽光発電システムを導入し、発電した電気を設置先に対し系統電力よりも割安な料金体系で販売する。SSSAはパネルの設置と保守業務を担う。2022年3月に最初のサービス提供先となる家電製造工場での運転開始を予定している。

合弁会社の設立を機にニーズに応じたエネルギーソリューションを提供するとともに、今後さらなる設置拡大が見込まれる工場や商業ビルなどの「屋根置き」タイプの太陽光発電システムの提案を強化する。

※ PPA(Power Purchase Agreement)方式
発電事業会社が個人・企業と電力売買契約を結ぶ方式

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア