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2021年07月07日

【物 流】ハコブ 配車管理サービスMOVO Dispatchをリリース


ハコブは荷主や大手3PLから運送会社まで幅広く活用できる輸配送管理と貨物の最適配分を支援する、配車管理サービスMOVO Dispatchを2021年7月5日にリリースした。

物流業界はデジタル化が遅れており、その中でも配車業務においての遅れは顕著である。配車業務は時間、車両形態、ドライバーの特性や能力、荷役の条件といった考慮すべき要素が多くあり、さらにはシステム化や自動化の難しさから、ベテランの配車担当者による属人的な業務にならざるを得ない現状がある。また、物流の「多重構造」により輸送を依頼する側は、実際の輸配送で利用可能な車両やドライバーの数がわからず、最適配分を難しくしていることから、MOVO Dispatchは開発された。

ユーザーはMOVO Dispatchに車両やドライバーを登録し、輸配送案件を割り当てることで日時や車両、ドライバー情報だけでなく、業務内容、積載率、所要時間を可視化できる。また拠点を跨いで情報が可視化できるため、拠点間での合積みや戻り便活用といった実行可能性を踏まえた運行計画、配車検討の省力化を可能にし、積載率、稼働率の向上を支援する。

MOVO上(※)で受領した案件については、登録作業なしで配車が可能となり、依頼元に対して、担当車両やドライバー情報の共有がシステム内で完結される。

今後MOVO DispatchはMOVOユーザーからの声をもとに、ドライバー向け機能とMOVOの他のプロダクトとの連携を見据えた機能を随時拡張していく方針にしている。

※ MOVO Vista経由で案件を受け取った場合

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連