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2021年07月06日

【知 識】Sun*と日本マイクロソフト スタートアップ支援で連携


Sun Asterisk(以下 Sun*)と日本マイクロソフトは、アーリーステージのスタートアップを中心としたグロース支援において連携を開始する。また、Sun*は日本マイクロソフトが展開するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startupsのパートナーとして参画する。今後、両社は共同してスタートアップ向けの支援策を展開し、スタートアップ・エコシステムの創造に寄与する。

近年のスタートアップの資金調達環境は堅調に推移しており、2020年の資金調達総額は4,600億円以上とスタートアップにとっては起業・資金調達のしやすい環境になってきている(※1)。一方で日本においての起業意欲は調査数約25,000件のうち70%程度が「無関心」と回答するほど低迷しており(※2)、興味はあるが起業してない人は「資金リソース不足」「失敗した際のリスクの大きさ」「アイディアが思いつかない」といった理由をあげている。(※3)。

このようなスタートアップを取り巻く環境のなか、日本マイクロソフトは、B2B スタートアップの拡大を目的としたスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」を2019年より開始し、AzureやGitHubなどのテクノロジープラットフォームへのアクセスや、ビジネス支援を無償で提供する強力なグロース支援を、これまで132社に展開してきた。さらに2025年度末までにスタートアップ企業との連携を500社に広げ、スタートアップ向けクラウドビジネス規模を10倍に拡大する5カ年計画を策定している。またスタートアップだけでなく、これまで数多くのエンタープライズ企業へのビジネス支援を展開するなかで、DX推進やオープンイノベーションの需要の高まりから、スタートアップ/エンタープライズとのビジネスマッチングを行い事業の成長を促進している。

今回、日本マイクロソフトはスタートアップ/エンタープライズ双方のカルチャーを理解し、事業支援をおこなっているSun*を「Microsoft for Startups」のパートナーとして連携することで、5ヵ年計画の実現を目指します。Sun*は「スタートアップスタジオ」のサービスのもとアイディア創出や創業時の資金支援を行うことでスタートアップの創業を後押しする他、300を超える新規事業開発やプロダクト開発の支援を行っている。さらなる広範なスタートアップ創業/グロース支援を目指し、日本マイクロソフトのパートナーとして参画し、強力なスタートアップ・エコシステムの創造を目指す。

※1 INITIAL「2020 年 Japan Startup Finance 〜国内スタートアップ資金調達動向決定版〜」
※2 日本政策金融公庫総合研究所「2020 年度起業と起業意識に関する調査」
※3 日本政策金融公庫総合研究所「起業と起業意識に関する調査」

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識