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2021年05月27日

【流 通】横浜市大と日本ホスピスホールディングス ホスピス住宅の組織改善手法開発


横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻の黒木淳准教授を中心とする研究グループと日本ホスピスホールディングスはホスピス住宅における「看取りの質」を高めるためには、スタッフ満足度や顧客満足度、従業員の離職率といった経営指標が影響を及ぼすという仮説の元、様々なデータの解析により、利用者の満足度を決定する要因を明らかにし、「看取りの質」の定量化に挑戦する。

日本ホスピスホールディングスはガン末期やALS等神経難病の方の看取りを支援する「ホスピス住宅」を全国19か所で運営している。ホスピス住宅にとって利用者の人生最後の時を満足できるものにすることは、非常に重要かつスキルが必要とされる。その「看取りの質」を高めることは、利用者の満足度、従業員満足度そして離職率といった経営数値の推移に相関関係があり、それが質の高い看取りを実現すると考えている。そこで経営学、医学の学部はもとより大学院データサイエンス研究科に日本で初となるヘルスデータサイエンス専攻を開設し、2つの附属病院を有する横浜市立大学と、多くの看取りの症例を蓄積する日本ホスピスホールディングスとが連携・研究することで、世界でも課題になっている「看取りの質」の向上を目指した組織改善手法の開発に取り組む。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通