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2021年05月10日

【アジア】センコーグループホールディングス、ランテック等 上海低温物流センター開設

センコーグループホールディングスとランテック、中国のシノトランスエアの3社が出資する合弁会社(以下 中外運扇拡)」が、中国・上海市嘉定区内に冷凍・冷蔵機能を持った「上海低温物流センター」を2021年3月25日に稼働させた。

中外運扇拡はセンコーグループホールディングスの現場力とランテックの冷凍・冷蔵物流の技術・ノウハウを活かし、中国国内の冷凍・冷蔵物流需要に対応するため設立された。「上海低温物流センター」は2018年11月に稼働させた「北京物流センター」に続き、同社2拠点目の拠点として開設された。

「上海低温物流センター」は上海港から約40km、虹橋空港から約13kmに位置し、上海市と近郊主要エリアを繋ぐ高速道路へもアクセスが良く、上海市及び近郊地区をカバーできる好立地にあり、シノトランスエアのグループ会社が所有する倉庫の一部を賃借し、日本品質のサービスを提供できるよう改造した。延床面積約3,830平方mの2階建て冷凍・冷蔵倉庫で、トラックバースにはドックシェルター8基を備え、外気温に触れることなく保管商品の荷捌きできる。移動ラックやドックレベラー、垂直搬送機の導入で荷役効率の向上を図ると共に、冷凍・冷蔵設備も日本製の省エネ型の自然冷媒冷凍機を採用し、CO2排出量削減にも配慮されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア