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2021年03月19日

【環 境】宇部興産と伊藤忠商事等 国内舶用アンモニア燃料の供給・供給拠点の共同開発


伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、宇部興産と上野トランステックは、日本国内における舶用アンモニア燃料の供給及び供給拠点の整備について共同開発することに合意した。

脱炭素化の世界的な気運が高まる中、海運では国際海事機関が平成30(2018)年に温室効果ガス(GHG)削減戦略を採択し令和12(2030)年までに2008年比40%効率改善、令和32(2050)年までに2008年比50%総量削減、更には今世紀中できるだけ早期にGHG排出フェーズアウト(ゼロ・エミッション)を掲げている。これらの目標達成に向け、ゼロ・エミッション船を目指した船舶の早期開発が期待されており、その中でアンモニアは代替燃料の候補として各方面で注目されている。アンモニアを主燃料とする船舶の開発を具体化するには舶用アンモニア燃料の安定供給及び供給拠点の整備は欠くことが出来ない要素である。今回の共同開発において宇部興産は国内最大手のアンモニア生産者としての知見を生かし、舶用アンモニア燃料の供給及び供給に必要な陸上設備の検討を担当する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み【機関】