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2021年03月18日

【物 流】国交省 港湾関連データ連携基盤「CyberPort」の運用を開始


国土交通省港湾局は、これまで構築を進めていた「港湾関連データ連携基盤」の名称を「CyberPort」とし、2021年4月1日から第一次運用を開始する。

「CyberPort」は紙・電話・メール等で行われている民間事業者間の港湾物流手続きを電子化することで業務を効率化し、港湾物流全体の生産性向上を図ることを目的としたプラットフォームで、運用開始に先立ち利用申請手続きや問合せ受付など各種情報を掲載したポータルサイトを2021年3月12日より開設している。2021年4月時点での「CyberPort」利用予定企業は14社で、随時利用の拡大を図っていく。

■「CyberPort」の特徴

@ 港湾物流手続きの電子化
書類の作成・送信、データの取得・再入力などに要する時間の削減や事業者間で異なる書類様式・項目や接続方法への対応が不要となる

A 手続きのトレーサビリティ確保
港湾物流手続きの進捗状況が可視化される他、従来より早いタイミングでのデータ取得や関係者共有が可能となり手続き待ち時間が短縮する

B 各社の事情に応じた利用方法の提供
各社のシステムを通して操作する方法(情報連携API)とインターネット上の画面を直接操作する方法の2通りから利用方法を選択でき、各社のこれまでのシステム投資を無駄にせず「CyberPort」を利用できる

C 様々なシステムやプラットフォームとの連携
「CyberPort」を通してNACCSの手続きを行うことが可能となれば、港湾物流手続きと税関手続きのワンストップ化が可能

D データの提供・活用
集計データを活用することで、港湾物流業務の効率化や新たな港湾政策・物流政策の立案に役立てることが可能

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連