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2021年02月22日

【アジア】NEC ダッカ市の交通料金システム統合に向けたシステム設計を受注

NECは片平エンジニアリング・インターナショナル(以下 KEI)と日本開発政策研究所が受注した、国際協力機構(JICA)が実施する技術協力プロジェクト「バングラデシュ国ダッカ市都市交通料金システム統合のためのクリアリングハウス設立プロジェクト(フェーズ2)」において、料金システムの統合に向けたシステム設計を受注した。KEIとの開発により、現在ダッカ市で建設中の軌道系都市交通システム(MRT)での交通系共通ICカードの利用が可能になる。

NECは2014年10月に同プロジェクトのフェーズ1をKEIと共同で受注し、ダッカ市における複数の公共交通機関を共通のICカードで利用できる交通料金徴収システム(クリアリングハウス)を構築した。構築されたシステムは路線バスを対象に利用されている。

共通ICカードを路線バスだけでなく、2021年12月部分開業予定のMRT6号線においても共通利用できるようにするため、クリアリングハウスをMRTの料金システムに対応させる必要がある。NECはフェーズ1の経験と多くのプロジェクト実績ノウハウを活かし、今回の共通利用に向けたシステム標準化設計を行う。MRT6号線は全長約20kmのプロジェクトで、開業時には1日48万人の利用が想定されている。

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投稿者:gotsuat 09:35| アジア