<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2021年02月05日

【環 境】 全日本空輸 大型電気自動運転バスによる従業員移動の試験運用を実施


全日本空輸はBOLDLY、先進モビリティ、ビーワイディージャパンの協力のもと、2021年2月1日から12日までの間、羽田空港の制限区域内※1で、実際のオペレーションに従事する従業員の制限区域内の移動用として、大型電気自動運転バスの試験運用(自動運転レベル3※2相当)を国内で初めて実施する。

試験運用では国土交通省が自動走行用に試験的に作成した高精度3次元地図を使用し、走行の安定性を向上させることに加え、遠隔制御性、操作対応性など、他の空港内交通への影響を含めて、様々な観点から安全性をはじめとした運用面での検証を行い、今後に向けた課題整理や具体的な業務設計につなげていく。

また、今回の取り組み結果を踏まえて、関係各社との継続的な連携・協力のもと、2021年内に利用者の乗り継ぎの利便性向上を目的とした試験運用の実施、さらには2025年に無人自動運転(自動運転レベル4※3相当)の実用化をめざす。

※1 制限区域内
滑走路その他の離着陸区域、誘導路、エプロン、管制塔、格納庫その他、立ち入りが制限されたエリア

※2 自動運転レベル3
システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対して運転者による適切な対応が必要

※3 自動運転レベル4
特定条件下における完全自動運転。特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実施

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 低公害車・低燃費車関係【内容】