<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2021年02月05日

【物 流】農水省・経産省・国交省 荷主関係団体に異常気象時輸送の理解・協力を呼掛け


農林水産省・経済産業省・国土交通省は大雪などの異常気象時における輸送の安全確保について、荷主関係団体に対して理解と協力を求めた。

貨物運送は荷主からの運送時間や運行経路などの指示に基づいて運送する必要があり、異常気象時において突発的な道路状況の変化が生じた際、運行の中止や運行経路の変更などを行う場合は荷主の承諾を得る必要があり、荷主の理解・協力が必要不可欠となっている。
しかし、昨今の大雪時に高速道路や主要国道で大規模な車両の立ち往生が発生しており、その原因がトラックの滞留であったことが確認されている。このような状況からトラック事業者に対する指導にとどまらずに荷主の理解や協力も得ながら、大雪時などにおける物流のあり方について関係省庁と連携して取り組む必要がある。

物流機能の維持とトラック事業者・ドライバーの生命や身体を守るために、荷主関係団体等に対して下記の要請事項の周知等の協力を求めた。

@異常気象時における突発的な事象によって運送経路の変更・中止などの必要が生じた際、その原因となった事象がやむを得ないと認められる場合には、運送経路の変更などを認めること

A異常気象時において運送に支障をきたすことがあらかじめ予想される場合、配送拠点に留置する在庫の積み増しや配送時間の前倒し、運送可能域内での物資の融通などを行いトラック事業者への不要不急の運送依頼を控えること

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連