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2021年02月01日

【流 通】第22回「物流環境大賞」募集 部門賞の規定改正


日本物流団体連合会は第22回「物流環境大賞」の募集において、近年、物流総合効率化法の対象となるモーダルシフト、共同輸配送等の取組みが増加してきたことや、各部門賞の応募状況が変化してきたことなどを踏まえ、表彰規程について実態に合わせて見直した。

物流環境大賞は、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰し、環境施策をより一層推進することを目的として2000年に創設された。

見直されるのは部門賞の改正と位置づけで、物流環境保全活動賞を「低炭素物流推進賞」とし、モーダルシフトや共同輸配送などを主な対象に、物流環境啓蒙賞は「サステナブル活動賞」として、全社的な環境保護啓発活動のほか、環境負荷低減に寄与する物流施設、輸送機器の整備なども対象とする。また、物流環境負荷軽減技術開発賞については「先進技術賞」とし、先進技術の開発だけでなく、AI、IoT、ビックデータなど先進技術を活用した取組みも盛り込む。さらに物流環境特別賞については「特別賞」と名称を改める。そして3つの部門賞(低炭素物流推進賞・サステナブル活動賞・先進技術賞)を、大賞の次点として位置付ける。

応募対象は、従来通り、環境負荷の小さい輸送手段の活用に留まらず、物流部門における優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用など、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献のあった者とし、実輸送を担う物流事業者のみならず、環境負荷低減に貢献した利用運送事業者や荷主企業も対象となる。2021年3月15日まで募集し、選考を経て、6月に表彰式を行う予定にしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通