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2021年01月18日

【環 境】川崎汽船 統合船舶運航・性能管理システム「K−IMS」の搭載を傭船に拡大


川崎汽船は統合船舶運航・性能管理システム『K−IMS』(Kawasaki Integrated Maritime Solutions)を従来の社船・仕組船に加え、中長期傭船への本格的な搭載を開始した。

平成28(2016)年にリリースした『K−IMS』は、これまで社船・仕組船と一部の傭船を含む約140隻の同社運航船に搭載してきた。『K−IMS』はスマートフォン・PC画面上のViewerで同船の運航状況の常時監視による異常の早期発見、性能解析によるパフォーマンスの維持と燃費管理、更に最適運航支援による安全・経済運航の維持に役立てる。

今後、これら船上で収集した気象データを含むビッグデータを船舶、川崎汽船関連部署に加えて、傭船船主や船舶管理会社にもCloud上の共通プラットフォームで共有し、双方向から船舶の運航状態を把握することにより、同船運航管理の高度化への取組みを加速することが可能となる。

川崎汽船は傭船を含めた『K−IMS』の更なる搭載拡大を通じて、これまで以上に安全運航、環境負荷の低減に磨きをかけると共に全ての運航船において輸送品質の向上に努めるとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 環境配慮型輸送用機器【内容】