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2021年01月15日

【物 流】ASPINA ロボットシリーズのラインナップ拡充


ASPINA(シナノケンシ)は把持力を既存モデルの約10倍に強めた50N(ニュートン)モデルの電動3爪ロボットハンドARH350Aを発表した。

ARH350Aは、「異形物や柔らかいものの把持」、「中空構造による付加価値提案」と「モータ・コントローラの一体化と交換可能な爪」という3つの特徴を有している。

■異形物や柔らかいものの把持
ステッピングモータを用いたサーボシステムを持つため、柔・硬に合わせて把持力や動作速度、開閉位置なども調整・制御可能で、把持する対象物の形質やサイズに合わせて、最適の動作パターンを選択でき、なおかつ、コンパクトな外径によりロボット動作の自由度を広げる。

■中空構造による付加価値提案
ロボットハンドの中央部が中空構造となっており、カメラによってワークを常に視界にとらえる、ライトによる外部ビジョンシステムのサポート、エアーによる把持力向上や簡易エアブローの役割など、ユーザーへの提案に多くの可能性を持っている。

■モータ・コントローラの一体化と交換可能な爪
モータ・コントローラの一体化によって小型化するだけでなく、3爪を交換できる。
 
ASPINAは、おもに金属加工や精密部品組立、食品・化粧品・医薬品や物流分野などでひとつのハンドでさまざまなものをつかむ・把持することを目指しており、今回のラインナップ拡充により、早期に年間1000台のロボットハンド出荷台数を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| IT関連