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2020年12月28日

【物 流】JR貨物 2021年3月ダイヤ改正の詳細発表


JR貨物は2021年3月13日に実施するダイヤ改正の詳細を発表した。

今回の改正の主な内容として、@積合せ貨物輸送のコンテナ列車新設、A要望の強い地域間の輸送力増強、B大型コンテナ輸送ネットワークの拡充、C機関車・フォークリフトの新製を挙げている。

積合せ貨物輸送のコンテナ列車については、安治川口駅⇔盛岡貨物ターミナル駅間で12ftコンテナ100個分の輸送力を持つ20両編成の専用列車を新設するほか、名古屋貨物ターミナル駅⇔福岡貨物ターミナル駅間で同コンテナ120個分の輸送力を持つ24両編成の一部専用列車、東京貨物ターミナル駅⇔東福山駅間で同コンテナ100個分の輸送力を持つ20両編成の一部専用列車を新設し、急増するeコマース需要の拡充に努める。

また、顧客ニーズが高まっている姫路貨物駅⇒福岡貨物ターミナル駅、姫路貨物駅⇒名古屋貨物ターミナル駅、東青森⇒札幌貨物ターミナル駅の3区間で12ftコンテナ5個分の輸送力増強を行うほか、広島貨物ターミナル駅で大型コンテナの取扱い個数を拡大し、大型コンテナを使用した輸送需要に応える。取扱いを拡大する行先としては、仙台貨物ターミナル駅、熊谷貨物ターミナル駅、宇都宮貨物ターミナル駅、越谷貨物ターミナル駅、大阪貨物ターミナル駅、姫路貨物駅の計6駅。

機関車・フォークリフトの新製について、機関車では、高速・重けん引用のEF210形式を11両、駅構内入換作業用のHD300形式を1両、本線用及び貨物駅での入換用のDD200形式を6両と計18両を導入する。フォークリフトでは、12ft用を88台、20ft用を3台、31ft・40ft用を8台と計99台を導入する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者