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2020年12月28日

【知 識】日本財団と瀬戸内4県 包括的海洋ごみ対策を目的に連携


日本財団と岡山県、広島県、香川県、愛媛県は連携協定を締結し、海洋ごみ対策における広域でのモデル構築を目指した共同事業「瀬戸内オーシャンズ X」を開始する。

「瀬戸内オーシャンズ X」は外界からの海洋ごみ流入が少ない海域(閉鎖性海域)である瀬戸内海をフィールドに、県や市町村と連携し、[1]調査研究[2]企業・地域連携[3]啓発・教育・行動[4]政策形成の4つの柱で事業を実施する。5カ年実施予定で約15億円の予算規模を想定している。


■「瀬戸内オーシャンズ X」実施予定事業

[1]調査研究
(1)陸:陸域から河川への廃棄物流失メカニズム、発生源調査
(2)海:海ごみ数値シミュレーション、漂流ごみ回収・観測
(3)空:漂着ごみ状況、診断システム構築

[2]企業・地域連携
(1)4県における企業の海洋ごみ対策の実態把握
(2)瀬戸内プラスチックバリューチェーンモデル構築
(3)海洋ごみ対策企業・団体支援

[3]啓発・教育・行動
(1)4県連動海ごみゼロアクション
(2)海洋環境デザイン教育
(3)シチズンサイエンス

[4]政策形成
(1)制度運用の検討、社会実装
(2)ガイドラインの作成

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識