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2020年12月28日

【アジア】山九 サウジアラビアの石油化学プラントで保全作業を新規拡大受注

山九のサウジアラビア現地法人山九サウジアラビアは、Sadara Chemical Company(以下 サダラ社)より、サウジアラビアにあるジュベイル工業都市II内の石油化学プラントにおける保全作業を新規拡大受注した。

山九は2019年6月にサダラ社よりエチレン、芳香族装置群の予防予知保全業務(Wave−1)を受注しており、同社業務の技術力評価に伴い今回の受注拡大に至った。

今回の契約で、サダラ社の装置群のうちケミカルイソシアネート系塩素装置群の保全業務(Wave−2)を行う。工場の設備が安定稼働するための日常的な点検・修理が主となります。作業は2020年10月より開始しており、契約期間は3年間、2年延長のオプションも含まれている。

サダラ社はサウジアラムコ社とダウケミカルカンパニー社によって2011年に設立された合弁会社で、サウジアラビア東部州のジュベイル工業都市IIに数十億ドル規模を投じて建設された世界的な化学複合施設(コンプレックス)を有している。コンプレックスは26の世界規模の製造ユニットで構成されており、第1期としては世界最大の規模を誇る。ナフサなどリファイナリー製品から年間300万トンを超えるプラスチックと化学製品を生産する、中東で唯一の化学会社。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア