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2020年12月17日

【物 流】国交省 2020年10月度 宅配便再配達率の調査結果


国土交通省は2020(令和2)年10月宅配便の再配達率のサンプル調査の結果を公表した。結果全体では約11.4%で前年比同月比約3.6%減少した。

内訳をみると都市部の再配達率は11.7%で、前年比同月と比べて約4.9%減少した。また、都市部近郊では11.2%となり約3.1%減少、地方は11.0%で約0.5%減となった。

今回の調査結果は2020(令和2)年4月と比べて、約2.9%増加した。外出自粛要請などの影響があった4月と比べて在宅時間が減少したことなどが影響したと考えられる。

国交省による宅配便の再配達率のサンプル調査は2018(平成29)年10月より実施されている。調査実施の背景として、近年重大な社会問題の一つとなっている宅配便の再配達によるCO2の排出量増加やドライバー不足の深刻化が挙げられている。

この課題に対応する為、国交省は「総合物流施策推進プログラム」において、宅配便の再配達率を2020(令和2)年度までに13%程度まで削減することを目標としており、引き続き再配達の発生状況を継続的に把握し、再配達削減に取り組んでいく。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連