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2020年12月09日

【流 通】古野電気 漁業者向けアプリケーション「漁視マップ」開発 


古野電気は国内漁業者向けに漁場の情報管理や操業計画をサポートするWEBアプリケーション「漁視(りょうし)マップ」を開発し、運用を開始した。

「漁視マップ」は漁業者が操業中に航海機器に登録した禁漁区域や好漁場ポイントなどのマーク・ライン(※)情報を、自宅や事務所のパソコンでも編集・管理できる。パソコンで編集したデータは、USBメモリーを経由して、船内の航海機器に簡単に反映することができ、操業の振り返りや、操業計画に活用できる。

漁業の現場では、操業中は漁場探索や漁獲物・漁具の整理作業などで忙しく、操船中に航海機器に記録したマーク・ライン情報に魚種や漁獲量などの情報を編集する余裕がない。また、これまで危険区域や操業禁止区域、定置網、座礁ポイントなどの情報を航海機器に登録する際は、緯度や経度を手打ちで入力する必要があり、面倒だといった声があった。そういった漁業者の声を反映し、自宅や事務所のパソコンでも、自船の航海機器に登録したマーク・ライン情報を簡単に編集できるWEBアプリケーションを開発した。

※ マーク・ライン
任意の場所に点や線を登録できる機能

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 流通