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2020年12月14日

【アジア】スギホールディングス 台湾・Great Tree Pharmacy提携

スギホールディングスは台湾国内でヘルスケア中心のドラッグストア・薬局を展開するGreatTree Pharmacyと業務提携する。

スギホールディングスグループは関東・中部・関西・北陸エリアに1,300店舗以上を展開し、約3,000名の薬剤師と約500名の管理栄養士を擁する調剤併設型ドラッグストアを強みに、地域の生活者の病気予防・健康管理に生涯にわたって関わり、健康増進に貢献する「トータルヘルスケア戦略」を展開している。近年では、様々な医療機関から生活習慣病などの処方箋を年間約1,000万枚応需している処方箋調剤事業に加え、リアルとデジタルを連携させた予防・未病領域への展開を強化している。具体的にはメタボリックシンドロームの予防と改善を促す「特定保健指導」や150万人分の健康診断データを活用した生活習慣病予防向けの情報サービス「生活習慣病リスクレポート」などの健康保険組合向けのサービスと、一般消費者向けのアプリによるセルフケア支援サービス「スギサポ walk/eats/deli」などを展開している。

Great Tree Pharmacyは、台湾国内に160店舗以上を展開するドラッグストアチェーン「大樹連鎖薬局」の運営会社であり、「地域のお客様に信頼いただくために、地域のお客様の毎日の健康を一生にわたって支援する」ことを経営理念に掲げ、1990年の創業以来、医薬品(調剤/OTC)のみならず、健康食品、ベビー用品、化粧品などの生活必需品の提供を通して、台湾ドラッグストア市場における独自のポジションを確立している。また次期の中期5ヶ年計画で、台湾国内の出店加速および海外への展開を掲げている。更に、中期計画では、電子商取引(EC)やサービスのデジタル化、O2O(オンライン・ツー・オフライン)モデルの強化にも力を入れることで、地域のお客様の健康をより一層支援できるような体制の構築を目指している。

提携は、このような両社の取組みをより進化させるものであり、スギホールディングスグループで培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品・商標の提供に加え、互いの経営ノウハウの共有などを通して、両社の事業展開をより一層推進する。また提携の円滑な推進のために、Great Tree Pharmacyと協議の上、双方の人材交流も予定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア