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2020年11月26日

【物 流】全ト協 2020年7月〜9月期 トラック運送業界の景況感(速報)


全ト協が2020年7月〜9月期のトラック運送業界の景況感(速報)を発表した。
これによると、トラック運送業においては、コロナ禍での通販需要の拡大が影響し、「好転」とした事業者は6.2%、「悪化」とした事業者は73.8%で、判断指標は▲91.7となり、前回より20.8ポイント改善した。

実働率は▲76.4(前回より15.0ポイント改善)、実車率は▲71.4(同14.6ポイント改善)となり、前回よりも輸送効率は改善した。
採用状況は▲15.8(同12.0ポイント低下)、雇用状況は33.9(同14.3ポイント上昇)となり、労働力の不足感は強くなった。

所定外労働時間は▲59.2(同6.2ポイント増加)、貨物の再委託は▲53.3(同10.2ポイント増加)、経常損益は▲74.5(同18.9ポイント改善)となった。

一般貨物でも改善傾向がみられ、輸送数量は▲93.4(同23.5ポイント改善)、運賃・料金の水準は▲29.4(同11.4ポイント改善)、営業収入(売上高)は▲92.2(同22.6ポイント改善)、営業利益は▲84.4(同19.8ポイント改善)となった。

宅配貨物でも同様に改善傾向がみられ、輸送数料は142.9(同64.8ポイント改善)、運賃・料金の水準は14.3(同1.8ポイント改善)、営業収入(売上高)は135.7(同66.9ポイント改善)、営業利益は135.7(同63.8ポイント改善)となった。

宅配以外の貨物でも、輸送数量は▲144.4(同29.5ポイント改善)、運賃・料金の水準は5.6(同101.3ポイント改善)、営業収入(売上高)は▲133.3(同40.6ポイント改善)、営業利益は▲127.8(同41.8ポイント改善)となった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者