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2020年11月20日

【物 流】JR貨物 2020年10月輸送動向


日本貨物鉄道(JR貨物)は、2020年10月度の輸送動向を発表した。

同月は2019年に発生した「台風19号」の影響で東北、武蔵野、中央線が不通となっていた反動によって前年を大きく上回った。 

取扱いごとの輸送実績においてコンテナ輸送では、北海道産の玉葱、生野菜、馬鈴薯の収穫量が増加し農産品・青果物の輸送量が大幅に増えたため、前年比114.9%となる1,817千トン(前年実績1,581千トン)となった。

品目別で輸送実績を見ると、コンテナ扱いでは全ての品目で前年比を上回る結果となり、特に大きく前年比を上回ったのは農産品・青果物の他に他工業品(129千トン・122.3%)、自動車部品(78千トン・119.8%)などが挙げられる。

車扱の輸送実績は、前年比115.1%となる723千トン(前年実績628千トン)であった。台風19号からの反動増のほかに、気温の低下によって灯油が発送増となりって前年を上回っている。

全体の輸送実績は、前年比115.0%となる2,540千トン(前年実績2,209千トン)であった。

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投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者