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2020年11月05日

【知 識】帯広畜産大学とNTT東 持続可能なスマート農畜産業モデル実現に向け連携


帯広畜産大学とNTT東日本は持続可能なスマート農畜産業モデルの実現に向けた連携協定を締結した。持続可能なスマート農畜産業に関する教育・研究を推進する。

北海道における農畜産業に携わる人口は年々減少・高齢化し、農地の大規模化や一農家当たりの家畜の飼養頭数の増加など、労働環境は過酷化しており、加えて、生産性の維持拡大、農業技術の伝承等の経営課題も多数抱えている。これら課題を解決するためにICTの活用が求められているが、農畜産分野において人材育成は十分に進んでいるとは言えない。

こうした背景を踏まえ帯広畜産大学の国内大学最大規模の農場や農畜産分野における豊富な研究実績と、NTT東日本の通信環境およびICTを活用したデータ分析技術を融合するために協定を締結した。

帯広畜産大学構内の実証フィールドにICTを導入することで、草地管理、飼料管理・設計、牛群管理、食品の加工・販売に至る「Farm to Table」を網羅したデータ収集・統合・分析を通して、持続可能なスマート農畜産業モデルの実現に向けた研究を推進すると同時に、農畜産業を牽引する人材を育成する。NTT東日本はすでに農畜産業現場の課題解決に向けた取り組みを進めており、今回両者の強みを結集し、ICT教育研究環境を強化する事により、農畜産業と経済を発展させ、地域活性化を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識