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2020年11月02日

【知 識】福岡市と九州電力送配電 認知症の方の外出見守り・支援実証事業の実施


福岡市と九州電力送配電は,人生100年時代を見据えた持続可能なまちをつくるプロジェクト『福岡100』の新たな取組みとして,「ビーコン技術(※)を活用した認知症の方の外出見守り・支援実証事業」を2020年11月1日から実施する。

福岡市は令和元(2019)年度より「IoTを活用した子ども見守り事業」を開始し,ビーコンの電波を受信できる基地局などを市内全域に構築している。今後大幅な増加が見込まれる認知症の方の見守り・支援を目的として,同システムを活用した実証事業を実施する。事業を通じて,認知症の人が住み慣れた地域で暮らし続けることができる環境づくりにつなげてまいります。

固定ポイントは約1600箇所に設置済み(R2.7.18時点)で,令和2(2020)年度末までに市内約3千か所への設置が予定されている。施設や企業などが,見守り基地局を設置したり,家族・施設職員・地域住民が「見守り人」アプリをダウンロードしたりすることで見守りポイントが増え,社会全体での見守りのネットワークが強化される。

※ ビーコン
基地局等との通信により位置を特定する技術で,GPSとは異なり,常時位置情報を記録するものではない。見守りポイントの近く(30〜50m)を通過した際にのみ,位置情報が記録される

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識